人類の宝をまもる

毎年　桃の時期を楽しみに


していたんだった


柿ピー以外に　こだわる食べ物のない私だけど


夏が来ると　桃も好きだった事を


思い出すわ






自分の好きなものまで忘れちゃうのかって？


そうよ　いけない？


カラオケだって　何が得意だったか


行く度に　思い出すのが　一苦労


そんな事は　どうでもいいの







でも　残暑見舞いに　知人に


送ろうと思っていたのに


JAの直売所を　２軒訪ねたけれど


贈答用は　もう無いといわれたの






こんなに　気温が高くて


お天気もいいのに　どういうことかしら・・・






自分なりに　納得しなければ


脳が桃から離れる事ができないわよ





私が思うに


桃は　春から　この酷暑を


知っていたに違いない


だから　花の量を　自分で調整したのよ


沢山実をつけたら　今年の夏は　木が持たないと


自分で考えたんでしょうね


さすが　桃だわ


全く　付けなかったら　人間に


切られてしまうかもしれないから


申し訳程度に　実をつけたのよ






やられたわね


大したものよ


自然を　予想できない人間の事を


笑っているわよ　きっと







見た目の　可愛い奴ほど


侮れないものよ




モモコ　モモナ　モモミ　モモ


卒塾生の事　思い出しちゃった


皆元気かしら？


桃　食べられないんだから


せめて　あなたたちの　顔見たいわ